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一番くじ「ワンピース 覇ノ躍動」開発ブログ 第2回 2020.11.27

一番くじ倶楽部をご覧の皆様、こんにちは!!

第二回目となります『一番くじ ワンピース期間限定開発ブログ』!!
前回に引き続き「一番くじ ワンピース 覇ノ躍動」をフィーチャーし、開発の工程などを簡単にご紹介いたします!

前回は「原型製作から、サフ吹き」にて全体のバランス、表面のディテールなど、細部のチェックを行う工程をご紹介しました。

第2回は、フィギュアに“命”を吹き込む【彩色】です!!!
グレー一色であった原型をデコレーションマスター(以下デコマス)と呼ばれる彩色見本に仕上げて、キャラクター性が損なわれていないか、瞳を含めた表情、服のディテールはもちろんの事、彩色状態での全体のバランスなどをチェックします。

こちらが彩色を施したシャンクスになります。

前回のモノトーンとは一変、彩色されたことで一気に華やかな姿へと変貌しました!
この段階では色味の調整、製品版のイメージなどを固めていきます。
彩色することでフィギュアを華やかにするだけではなく、「質感」を与える大切な工程となっています。

腕や足、体全体で“動”を表現し、今まさに技を繰り出しそうな一コマを切り取ったカットは「躍動」のシリーズ名が示すところです。

マントにはグラデーションの塗装を施すことによって、無機質であるはずのマントが“動”を体現する付属物となります。

フィギュアの命である「頭部」。
平面を立体に起こす工程で最難関といっても過言ではないほど難しい工程であるため、イメージに合うよう、特に慎重にチェックを行います。
瞳はデコマスの段階では、主に面相筆などで塗り上げ、「まさにあの画面でみたキャラクター」へと近付けるよう試行錯誤を繰り返します。

胸筋の奥まった個所などは、塗装を工程わけし、明⇒暗のコントラストで、立体感を演出します。キャラクターたちの鍛え抜かれたたくましい胸部はそういった、複数工程の塗装を経て産み出されております。

下半身の柄も、瞳などと同様に人の手で塗り上げられますが、量産の際にはフィギュア商材では一般的な「タンポ印刷」という手法を用いて印字されます。同じ柄のパターンをいくつも印刷するだけ・・という単純な工程で済まないのは、服のシワなどの表面の立体感、不規則な凹凸面を見ていただければお分かりいただけると思います。

今回は塗装をご紹介しました!
次回は、今回のデコマスを元に工場によるテストショットをご紹介します!

次回をお楽しみに!!

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